障害を持って産まれたみなしごとの赤ちゃんの壮絶な人生!これは実話です。

出版元 03/07/2021
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ゲーブ、いざアメリカへ

養子縁組を申し出てブラジルへ渡ったアダムス夫妻ですが、養子縁組を成立させることは、ジャネルとロンにとって容易なことではありませんでした。手続きには非常に長い時間、たくさんの書類の準備、そしてとてつもない忍耐力が必要でした。まずは自分たちがこの重度の障害を持った子供を受け入れるだけの財力と環境を用意できるかというところから始まり査定されました。アダムス夫妻は以前にも何人もの養子を迎えていました。アメリカ国内だけではなく、世界中で親に捨てられて困っている子供たちの里親になっていたのです。ゲーブのケースは障害者ということで、特別難しいケースでした。しかしそれでも2人は諦めず、ついにはゲーブをブラジルの孤児院からアメリカの自分たちの家に連れて帰りました。この手足も家族もなかった少年は、アメリカで新しく住む家、愛情あふれる両親、そして13人の兄弟姉妹を一気に手に入れました。ブラジルの孤児院では名前もなかったこの赤ちゃんは、ゲーブという新しい名前をもらって正式にアメリカ人として、そしてアダムス夫妻の養子として生きていくことになりました。何という運命の変化でしょう!アメリカに到着したときには、空港で兄弟全員が迎えに来てくれていてみんなに歓迎され、本当に感動的だったそうです!

ゲーブ、いざアメリカへ

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